天草謹製
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トップページ天草謹製ものがたりツーリズム》 南蛮柿ジャム・ 四郎の初恋 

天草謹製 南蛮柿ジャム初恋

 

ヒット商品の背景には 必ずストーリーがある
 イチジクの風味が広がり、プチっとした食感が脳を刺激する。天草飴本舗の代表・明瀬晴彦さんは7年の歳月をかけてイチジク餅を完成させた。「地元の人はイチジクを南蛮柿と呼ぶ。何でやろう?って昔から気になってて」。言葉の由来を調べると、16世紀、天草に所縁のある神父がポルトガルより伝えたとされ、天草は日本のイチジク発祥の地ということが判明したのだ。 「商品の背景に歴史やストーリーがあれば俄然面白みが出てくる」。ここからは凝り性の明瀬さんの本領発揮。「歴史だけじゃ弱かけん、天草四郎をイメージキャラクターにし、四郎の恋物語も組み合わせてイチジクの甘酸っぱさを初恋の味にたとえて商品名を”四郎の初恋”にしました。南蛮柿シリーズ第2弾となるジャムは「四郎のみょうせ恋…400年前の初恋の味を表現したかった。イチジク製品の試作を重ね、イチジクの良さを最大限に表現できるのはジャムだと」。加熱臭・酸味や色の表現など沢山の課題をクリアして商品化に成功。「特徴は素材比率が6割と非常に高いこと。一般的なイチジクジャムとは根本的に変えたくて。初々しいピンク色、口に広がる甘酸っぱさ…まさに初恋の味です」


銘菓を生み出すために 自らも素材を育てる
 「ハウス栽培のイチジクは色が赤くて糖度も高かとよ」と福田明則さん。有機栽培にこだわり、明瀬さんを陰で支えるイチジクの契約農家の一人だ。明瀬さんは「生イチジクは全て天草産を」との信念から、5年前、自ら路地栽培を始めた。200坪の畑では社員一丸となって育てたイチジクが元気に実る。「農家さんと同じ目線に立たんと取り引きや話が出来ない。栽培の喜びや苦しみは自分で勉強せんば分からんとですよね」 今後も商品開発に全力を注ぎ、イチジクの需要をもっと高めたいそうだ。「商品が増えれば農家さんが活気づく。イチジクは天草に伝わった宝の一つ。いずれは天草南蛮柿としてブランド化し、天草の南蛮文化・異国情緒の再現を図りたかとです」。明瀬さんの目線の先にはイチジクで島おこしという壮大な目標があるようだ。


天草飴本舗
〒863-2171 
熊本県天草市佐伊津町2595
TEL / 0969-23-6827
FAX / 0969-23-6875
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