天草謹製
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天草謹製 タコめしgoo ありあけワーキング

 

天下一品の有明タコを住民の力で特産品に
 「日本一のタコを試食してみて」。一口食べるとあまりの柔らかさに驚く。新鮮なタコの旨味がギュッと詰まり調味料は何も要らない。「潮の流れが急激な瀬戸で捕れるから身がしまって美味しいでしょ」と民本弘子さん。有明町商工会女性部から発足した"ありあけワーキング"の一員で、地域住民だけで特産品を作ろうと活動を続ける。 個性的なアイデアと美味しさでヒット商品を連発し、世間の注目を集める凄いお母さん達なのだ。 「最初はただのお手伝い。物産展で既存土産品の販売を手伝ったの。ところが裏書きを見るとよその業者が作っていて、有明産はおろか天草産のものは何もない!愕然としましたね。物産を売るなら実演販売をやろうと計画し、タコを丸ごと煮付けた"タコすてーき"と"タコめし"を販売したんです」。民本さん達の熱意が伝わり大好評。あまりの反響の大きさに村おこし事業で商品化することに…。 

「商品化にあたり熊本の食品加工研究所で基礎的なことを学びました。それからとんとん拍子に2004年に"タコすてーき"が中小企業庁長官賞を受賞、2年後には"タコめし"が天草謹製に認定されたのです」


添加物を一切使わない素材そのもので勝負
「これまで特産といえば干しダコとタコみそ程度…。干しダコをお土産に渡しても嫌な顔されるの。調理の仕方が分からないし、面倒だって。ひどい場合はあのまま飾り物にされたりね(笑)」。しかしこれがタコめし発案のきっかけとなった。「干しダコを具材にすればご飯に混ぜるだけで手早く簡単。保存もきくし故郷を思い出して食べてもらえるでしょ」 「干しダコはもちろん、具材は全て地元産。塩は天草の天然塩を、醤油は添加物が入っていないものを選びました」。更にダシには、干しダコを湯通しして柔らかく戻す際に出る”戻し汁”を利用した。 「化学調味料で味覚をごまかしたくなかった。タコはタコの味、ひじきはひじき、野菜は野菜って。各々の味を大切にしたかった」。タコめしの素朴な美味しさは、体に良いものを食べさせたい母の愛情があるからなのだ。 「今後は海の幸だけでなく山の幸にも挑戦したい。有明はミカンの産地だから柑橘類とかいいんじゃないかな」と早くも頭の中は次の構想でいっぱいの様子。パワフルお母さん達の次なる一手に期待が膨らむ。


ありあけワーキング
〒861-7203
熊本県天草市有明町大浦362
TEL・FAX / 0969-54-0360

 

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[お品書き 商品一覧]
天草かまぼこ「天領」 | 島々餃子 | 天草白磁のアクセサリー | 天草荒波鯛の味噌漬け
天草大王鍋 | あんぐり | 四郎の初恋 | 魚醤調味料「味元」 | タコめしgoo | うにからすみ

すぎようかん | 漁師の沖めし 鯛 | いきなりもちぶた | 南蛮柿ジャム 初恋

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